太陽光発電の設置に向けて身につけておきたい情報、一般的な知識がいくつかあります。
はじめから設置業者や販売店に相談することもできますが、過剰評価な情報や説明となってしまう可能性があります。良心的な業者や知り合いなどであれば、そんな心配はいりませんが、なかには太陽光発電を買ってもらうために事実とかけ離れた説明が行われる事もあります。
なので、まずは自分で情報をなるべく集めましょう。詳しく調べる必要はありません。一般的な知識で十分です。
このページでは、一般的に知っておきたい情報をまとめましたので、情報収集の参考にしてください。
◆知っておきたい太陽光発電の知識
太陽光発電に関する知識や情報は、太陽光発電導入に向け設置業者との打ち合わせや相談、見積もりなどをスムーズに進める上で役立ちますし、俗に言う「ぼったくり業者」の見極めもできるようになります。
太陽光発電に関する情報全てを知る必要はありませんが、いくつか知っておきたい項目もあります。下記項目は一応調べておきたい項目です。
電気を売れる。設置場所を選ばない。メンテナンス性が高い。など多くのメリットがあり、デメリットとしては、発電電力が天候に左右される。導入コストが高い。立地環境によって効果の差がある。などあります。
参考資料
太陽光発電のメリット・デメリットを投票形式で一覧化されています。
太陽光発電ネット 太陽光発電を知りたい
メリット・デメリットを知ることで自分の環境に適しているのかなど、検討することもできます。
多くの太陽光発電メーカーがあります。大手ではシャープ、京セラ、サンヨーが有名ですが、他にも結構たくさんあります。
リンク集:太陽光発電のメーカー
太陽光発電メーカーサイトでは、太陽電池の種類や変換効率、パネル形状など多くの情報を集めることができます。
太陽光発電は、太陽の光エネルギーを太陽電池により電気エネルギーに変換しています。この発電された電気は、家庭内で利用したり、電力会社に売ったりしています。
新エネルギー財団 太陽光発電しくみ
京セラ 太陽光発電システムの紹介
太陽光発電では発電容量を表す数値として3.15KWなどありますが、この数値が年間発電量の目安となります。
ただ、住んでいる地域や日射量、設置方角などの諸条件により差が出ます。
松下電工株式会社 Q&A
ホンダソルテック 太陽光発電システムについて
長洲産業株式会社 全国の年間予測発電量
サンヨー 年間予測発電量
太陽光発電では、さまざまな理由により発電効率が低下し、太陽電池容量の70~80%程度になります。 例として、太陽電池温度上昇による効率の低下、パワーコンディショナーによる効率の低下、電気配線による効率の低下などがあります。
こういったロスは改善され少しずつ向上しています。また太陽電池の電気への変換効率も向上しています。
実使用時の発電量
太陽電池のパネルの種類と特徴
もっと詳しく知りたい発電量
全国各地区発電量
太陽電池の種類により変換効率は異なり、太陽光発電設置者にとって、コストと効率のバランスを判断し、選択する必要がでてきますね。
太陽光発電の導入を先送りにする一番の理由が「導入費用が高い」だと思います。最近、太陽光発電システムも価格が下がりつつあり、相場として1KWあたり60~70万で設置できます。(条件により異なる)
太陽光発電システム設置価格の推移
国内導入量とシステム価格の推移PDF
太陽光発電の設置費用
少しずつですが、太陽光発電システムの導入コストは下がってきていますね。1KWあたり40万円くらいまで下がると10年程度で減価償却できるようになのですが、太陽光発電メーカー側としては厳しいようです。
太陽光エネルギーを電気エネルギーに変換する主要部分となる太陽電池。この太陽電池は製法、主材料などの違いにより、変換効率、耐熱性、耐久性などの特徴があります。
太陽電池の種類
ニッポン太陽電池産業が地球を救う
太陽電池の分類例および特徴PDFファイル
太陽電池の主材料や製法の違いにより価格差も出てくるので、コストと性能のバランスを検討する必要がでてきます。
最後に
こうしてみると、結構な量の情報を集める必要がありますね。面倒ですが、こういった情報を集め、自分にあった太陽光発電はどんなものがあるのか調べておきましょう。
また、各メーカーの商品カタログを手に入れて見比べたり、すでに設置している人の話を聞くといったことも行うといいですね。
おまけリンク
太陽光発電設置までの流れ
設置者の口コミサイト
自分の住まい環境に適した太陽光発電システム設置に向け、がんばりましょう。