太陽光発電システムに関することで、とても興味深いニュースが流されていました。そのニュースが
「太陽光発電 買い取り制度化を」です。
これはNHKで流されたニュースなのですが、太陽光発電の導入を検討している方には、とても気になる内容ではないかと思います。
以下引用
太陽光で発電された電気の買い取りを電力会社に義務づける新たな制度が検討されていることについて、斉藤環境大臣は「太陽光発電の普及のために有力な選択肢で、実現に向けて全力をあげたい」と述べ、現在検討中の「日本版グリーン・ニューディール」の柱として太陽光発電の普及を進める考えを示しました。
この制度は、太陽光などの自然エネルギーで発電された電気を一定の価格で買い取ることを電力会社に義務づける「固定価格買取制度」で、これまで導入に否定的だった経済産業省も、地球温暖化対策として太陽光発電に限り導入に向けた検討を始めています。
これについて、斉藤環境大臣は、閣議後の記者会見で「太陽光発電を爆発的に普及させていくために、『固定価格買取制度』は有力な選択肢だと思っている。実現に向けて全力をあげたい」と述べました。そのうえで、太陽光発電を、来月末までにまとめる「日本版グリーン・ニューディール」の柱に位置づけ、4年前にドイツに奪われた「太陽光発電世界一」の奪還を目指して、買い取り制度の導入を進める考えを明らかにしました。
引用元:NHKニュース「太陽光発電 買い取り制度化を」
引用ここまで
日本は京都議定書において2008年から2012年の4年間の平均で温室効果ガスを1990年より6%削減するという義務があります。
そのマイナス6%をクリアするためには太陽光発電システムの普及が重要であると考えられていますが、現実的には普及が進んでいないのが現状です。また、補助金制度も2009年2月より復活していますが、1kwあたり7万円の補助と、太陽光発電を普及させる起爆剤としては効果が薄いように思われます。
今回の「太陽光発電 買い取り制度化を」というニュースは太陽光発電導入検討者には、嬉しいニュースでした。あとは日本が太陽光発電を爆発的に普及させることができるかは、固定価格買取制度の早期実現にかかっていると思います。
実際、私も太陽光発電システムの導入を検討していますが、「導入費用」、「初期投資費用回収期間」、「発電効率」といった部分で、太陽光発電の導入に踏み切れずにいます。
もし、固定価格買取制度が実現するようであれば、内容によっては初期投資費用の回収期間は大幅に短縮できるので、メリットの多くなった太陽光発電の導入に踏み切る事ができます。
経済産業省と斉藤環境大臣には「買い取り制度化」が実現できるよう、個人的にとても期待しています。