その新しい太陽光発電を開発したのは、なんと12歳の少年。少年はあるものを開発することによって、太陽光発電を飛躍的に効率よく電力を生み出すシステムにしてしまったとのこと。
新しい太陽光発電を開発したのはウィリアム・ユエン君。彼は12歳の若さで機械工学・生物学・プログラミング・メディア設計などを習熟しているそうです。
これまでの太陽光発電では可視光だけを用いていましたが、ユエン君はこれに加えてUV(紫外線)も吸収できる画期的なシステムを開発したそうです。さらに、電気の変換効率を2倍に引き上げるカーボンナノチューブも設計し、従来のシステムよりも飛躍的に効率が高まったシステムになったとのこと。ユエン君が開発したシステムでは従来のソーラーパネルに比べて500倍の太陽光を吸収でき、9倍の電力を生み出せるそうです。
彼の目標はこの新しい太陽光発電システムを市場化すること。もしこの太陽光発電システムが一般に普及すれば、エコ対策に拍車がかかるかもしれません。
引用元
Gigazine 12歳の少年が新種の太陽光発電を開発
なんとも驚きのニュースです。日本国内においては、シャープ、京セラ、三洋などの太陽電池メーカーが発電効率向上のため、さまざまな研究。開発がされていますが、上記の内容からすると、かなり革新的な発明です。
薄膜型、アモルファス、化合物系、球状シリコンなど、太陽電池の発電効率を数%向上させるための開発を一気に飛び越えてしまったように感じてしまいます。
ただ、今回の発明の「紫外線を吸収」、「カーボンナノチューブの設計」は、具体的な詳細はわからないので、どれだけのコストがかかるのか?実用化可能なのかは不明です。
この発明を実用化に向け、さらなる開発が進むことを期待しています。